人生をかけて公開捜査に踏み切りました、というお話。


お願いだ。アイツを、アイツを探してほしい。
初めてアイツに出会ったのはもう十数年も前になるだろうか。最初の印象が衝撃的だった。とにかく凄い。僕の中から、ごっそり、というか、もういっさいがっさい、すべて、ぜんぶ、オールの汚れを奪いとってくれた。あのとき僕は思い知ったのだ。あゝ、こんなにも僕は汚れていたのだ、と。アイツと出会った日こそ、新しい、ニュークリーンな僕に生まれ変わることを誓った日になった。
僕は今も毎日、アイツと一緒に暮らしている。しかし、アイツも僕と同じだけ歳をとったよ。アイツもへたばってきている。アイツが僕の中の汚れをごっそり拭い去ることができなくなったら、、、それを考えると僕はもう生きた心地がしないのです。
アイツの代わりになる二代目を(アイツの気持ちを考えると忍びないのだが)人づてに、ネットでも、僕は必死に探しまわった。しかし、有力な情報はひとつもなかった。アイツが僕を癒すことができなくなったら、僕はもう本当に生きていけない。なので、公開捜査に踏み切ります。お願いです、どなたか、この「舌のクリーナー」の情報を送っていただけないでしょうか。

この舌クリーナー、本当にすごいのです。他の形状のいろんなクリーナーも使ってみましたが、拭える舌苔(舌の上の白いやつ)の量のレベルがまったく違う。正直、砂場の山と富士山くらい違うのです。そりゃもう感動ものなのです。

こんな風に、先がもろ「熊手のかたち」のクリーナーってなかなかなくて。絶賛、公開捜査を開催したい次第です。僕が手に入れたのは歯科医院の受付でした。もうその歯科にも置いてなくて、薬局や量販店やネットでも僕はみつけられませんでした。

長年使用しているので、お尻の方が黒ずんでいて美しい絵ずらではないですが、全体像も残しておきます。
もしアイツと同じものがみつかったならば、金にいとめはつけねえぜ😎 送付が無理なら、たとえ地球の裏側でも買いにいくぜ😎
どうか、当局へのご協力をよろしくお願いします(もし、あなたも見つけたらぜひ使ってみて。ほんとすごいんだから!)👍👍
了


